ポップゴーズ〜つれづれなる手作り

家事の合間のちょっとした手作り。ベンガラ染め、草木染め、手織り、和紙、古布、クッキングなどなど

玉ねぎの皮染め アルカリ抽出大作戦 その3

【つづきです】

重曹水を使って、玉ねぎの皮を一晩かけてアルカリ抽出し、その液を60℃に温めてシルクの端切れを浸すこと30分。

 

さてここからどうするのか。

 

実は、とてもいい色に染まったと思ったら、媒染したら全く違う色になった…という経験がありまして。

それについては、また別で投稿します。

 

とにかく、酸とアルカリ、金属イオン、何と何がどう結びつくのかわからない…

 

わからなければ、両方やりましょう☝️

 

ということで、今回は「みょうばん媒染(アルミ)」「無媒染」の2種類で染めることにしました。

あと、アルカリで染めたものは、酸で「中和」させた方がいいのか?

 

これも、やってみよう☝️

 

ということで、染めた端切れを4パターンに分けて染めます。

 

このあたり、理系じゃないので雑ですが…

①無媒染 染めたものを水ですすぐ

②無媒染 染めたものを、酢水ですすぐ

③みょうばん媒染 染めたものを水ですすぐ

④みょうばん媒染 染めたものを酢水ですすぐ

 

と分けてみました。

①と②は鍋に戻し

③と④は15分みょうばん媒染後、染液へ

 

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染液が混ざるといけないので、みょうばん媒染チームはチャック付きビニール袋に入れました。

このままさらに20分浸して、①と③は水道水ですすぎ、②と④は酢水ですすぎます。

 

結果発表〜🥁

 

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みょうばん媒染した方が色は濃いですが、かすかに黄みが勝った色になっているような…

 

そして、すすぎが酢水かどうかは、色も手触りも、あまり差がないような気がします。

しっかり水道水ですすいだら、特に問題ないのかな。

 

ということで、実験終了です🧪🌡

 

では、その結果を踏まえて

シルクのオーガンジーのストールを染めてみました。

 

染め方は

①無媒染 すすぎは水道水。

そのままの色をいただくことにしました。

 

淡いピンクのストール、できました。

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あまりいい天気ではなかったので、室内に干していたら、窓の外は不思議なピンクの夕焼け空になってました。

 

なんだろう、この美しさのコラボ。

写真はへたっぴいですが…💦

 

ストールにアイロンをかけると、さらにツヤ感が出ました✨✨

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普通の玉ねぎからもらったと思えない淡いピンク✨✨

 

いつも通り、まゆ玉ちゃんも染めてみました。

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最近のハーブ染め、黄色系が多かったので、ちょっと新しい色にテンション上がります😆😆

 

シルクがなかなかいい仕上がりなので、次はコットンも染めてみることにします🙋‍♀️

コットンは染まるのか染まらないのか?

どんな色になるのか?

 

めっちゃ楽しみです💖

 

【つづく】